コーポレートガバナンス・コードへの対応
コーポレートガバナンス・コードの各原則に基づく開示
【原則1-4.政策保有株式】
当社では、取引の維持・強化・連携により、事業の拡大、発展のために企業価値を向上させるための中長期的な視点に立ち、事業戦略上の関係などを総合的に勘案し、一部取引先の株式を政策的に保有しておりますが、その保有株式が前期末の当社連結総資産に占める割合は0.1%、純資産に対しては0.3%と、財務バランスに与える影響は軽微であります。当該株式の保有については、当社グループのリユースビジネスに欠かすことのできない買取強化にかかる運転資金や出店等の設備投資資金等の調達面でのご協力や人事、出店関連を含む経営全般にかかる各種情報の提供やアドバイスをいただいており、当該取引先各社との長年にわたる信頼関係に基づいた安定的な取引が、当社グループの経営やひいては業績に今後も寄与するものであると考えております。従いまして、株価変動等のリスクを考慮してもなお、経済的メリットがあると考えております。なお、当該株式の保有方針については、取引先との取引状況や双方の経営状況等に関する定期的な情報交換等を踏まえ、毎年、取締役会にて保有に関する合理性など、確認、検討を行うこととしており、取引状況を含む株式保有の経済的メリットが十分にないと判断される場合は縮減の検討を行うこととしております。
また、政策保有株式に係る議決権の行使については、取締役会メンバーにおいて、投資先企業の経営状況や議案の内容等について情報共有の上、投資先企業や当社の中長期的な企業価値向上の観点から審議し、判断を行うこととしております。
【原則1-7.関連当事者間の取引】
当社では、取締役及び取締役が実質的に支配する法人との競業取引及び利益相反取引については、取締役会での審議・決議を要することとしております。また、当社及び子会社を含む全ての役員に対して、関連当事者間取引の有無について確認をするアンケート調査を実施しており、関連当事者間の取引について管理する体制を構築しております。
【補充原則2ー4①】
当社は、当社のミッション、ビジョン、バリュー及び企業価値向上の実現のために、多様な価値観を育むダイバーシティの取組みが重要であると
考えております。そのため当社グループは、女性、外国人、職歴をもつキャリア採用など、多様な人材の確保に努めております。また、それぞれの
特性や能力を活かせる職場環境の整備やマネジメント層の教育など積極的に進めており、能力ある人材を積極的に登用する方針です。
≪管理職に占める女性割合≫
2027年3月期:20.0%以上
2024年3月期末時点:19.9%
≪管理職に占める外国人割合≫
2027年3月期:18.0%以上
2024年3月期末時点:17.5%
≪管理職に占めるキャリア採用割合≫
2027年3月期:50.0%以上
2024年3月期末時点:59.2%
【原則2-6.企業年金アセットオーナーとしての機能発揮】
当社はスチュワードシップ・コードの受け入れを表明している資産管理運用機関に企業年金を委託しております。企業年金の運用が従業員の安定的な資産形成に加えて当社の財政状態にも影響を与えることをふまえ、運用の目標が十分達成できているか、必要に応じた資産構成の見直しが行われているか等につき、運用機関から企業年金担当者・担当部門に対して定期的に報告を受けるとともに、スタンスの変化等の対話を行うことにより適切なモニタリングを行っております。
また、これらのモニタリング活動等を行うに必要な経験や資質を備えた人材を担当部門に配置するとともに、担当者を各種研修参加等により育成していくで、今後も適切な運用環境を整備してまいります。
【原則3-1.情報開示の充実】
(1)企業理念、経営理念、
中期経営計画等を当社WEBサイトに掲載しております。
(2)コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方を当社
WEBサイト、コーポレート・ガバナンス報告書及び有価証券報告書に記載しております。
(3)経営陣の報酬につきましては、中長期的な当社グループ発展のため、「役員報酬水準の適正化」及び「中長期の企業価値向上へのインセンティブ向上」を実現できる報酬制度とし、以下のとおり定めております。
①個別の役員報酬額決定方針
A.報酬構成:固定報酬(基本報酬)、短期インセンティブ(業績連動報酬)に加え、中長期インセンティブとしての株式取得報酬を新設し、役員持株会への拠出により取締役の持ち株増加を図ります。標準的な業績の場合、全報酬に占める割合は、固定報酬約6割:短期インセンティブ約3割:中長期インセンティブ約1割となります。なお、監査等委員である取締役(社外取締役除く)の報酬等は固定報酬(基本報酬)及び中長期インセンティブのみ、社外取締役の報酬等は固定報酬(基本報酬)のみの構成とします。
B.報酬水準:同業種企業との比較分析に基づき、役位毎に適正と考えられる水準に設定します。
C.固定報酬(基本報酬):役位ごとの報酬テーブルを基に、各人の役員評価(業績及び役割評価)により決定します。
D.短期インセンティブ(業績連動報酬):役位毎の基礎額に、連結業績(「売上高」 「営業利益」)及び各人の役員評価を掛け合わせて決定します。
E.中長期インセンティブ(株式取得報酬):中長期の企業価値向上に対するインセンティブを高める目的で、役位毎に定められた中長期インセンティブを現金で支給し、その一定割合以上を役員持株会に拠出することとします。
②譲渡制限付株式報酬に関しては、指名・報酬委員会の審議を経て、2024年5月20日開催の取締役会で決定しております。
取締役が、株主価値向上の観点のもと、中期経営計画の達成及び持続的な成長の実現や、企業価値の毀損の防止及び信用維持といったそれぞれの役割への貢献意欲を従来以上に高めることによって、株主との価値共有を進めるとともに、内からのガバナンス強化による社会的評価の向上につなげることを目的として、譲渡制限付株式を割り当てる報酬制度といたします。
なお、各対象取締役への具体的な支給時期及び配分については、指名・報酬委員会の審議を経て取締役会において決定いたします。
③取締役に対し報酬を与える時期又は条件の決定
役員報酬については、コーポレート・ガバナンス委員会の審議を経て取締役会にて毎年6月に決定することとし、各取締役の固定報酬及び短期・中長期インセンティブについては、算出された年間総額を12等分した月額を7月から支給するものとします。なお、監査等委員である取締役の報酬については、監査等委員である取締役の協議により決定いたします。
(4)CEOを含む取締役、経営陣幹部の選任や解任については、これまでの当社業績、企業価値向上への貢献度、キャリア、能力、資質、チームワークで経営にあたることのできる人柄等を総合的に判断し、社外取締役中心の「コーポレート・ガバナンス委員会」に諮り、十分に審議、検討の上、取締役会に上程し、決定することとしております。
(5)新任取締役候補者、社外取締役候補者の選任理由については株主総会招集通知にて開示しております。
【補充原則3-1③】
当社にとってサステナビリティはビジネスモデルそのものです。今なお大量の商品が作り続けられ、消費され、廃棄され続けており、それにより世界各地で様々な環境破壊が起こっています。「つくる責任 つかう責任」は現代の消費社会において、必ず解決しなくてはいけない大きな課題であり、その解決そのものをビジネスとしているのが当社グループです。
<サステナビリティについての取り組み>
当社のサステナビリティについての取り組みに関しての考え方及び取り組みにつきましては、以下をご参照ください。
「コメ兵ホールディングスのサステナブルな取り組み」 また、グループの取り組みに関しましては、随時TOPICSとして情報を更新しております。
「コメ兵ホールディングスTOPICS」 なお、なサステナビリティ基本方針及びマテリアリティは以下のとおりです。
【サスティナビリティ基本方針】
コメ兵ホールディングスグループは、人から人へ“モノ”と“想い”をつなぐ『リレーユース』を文化にすることで、豊かなくらしづくりと持続可能な社会の実現に貢献します。
● 市場の創造
持続可能な生産と消費を実現するため、中古品の価値を高め、健全なリユース市場の創造に挑戦する
● 事業の成長
リレーユースを核とした責任ある事業活動により、地球環境や社会課題への取り組みと企業の成長を両立する
● ステークホルダーとの共創
誠実な対応によってステークホルダーとの信頼関係を築き、「選ばれる会社」として社会的責任を果たす
【マテリアリティ(重要課題)】
コメ兵ホールディングスグループは、事業を推進・拡大しリレーユースの共感者を増やすことで、持続可能な社会の実現につながる項目と、環境・社会・ガバナンスの観点において、重要かつ取り組むべき課題を組み合わせてマテリアリティとして設定しています。
●地球の大きな循環に沿う循環型社会の実現に挑戦
気候変動への対策
ネイチャーポジティブに貢献する投資(持続可能な生産と消費)
リユースによる資源の循環促進
●多様性の尊重と社会への誠実さ
多様な人材の活躍
健康経営の推進
地域社会との共生
●永遠の成長と発展に向けた未来志向のガバナンス
ステークホルダーとの積極的な対話
グループガバナンス体制の強化
事業を通じた社会課題の解決
<人的資本への投資について>
当社の目指す姿『リレーユースを思想から文化にする』の実現に向け、人材を重要な「資本」と捉えております。人材マネジメントの基本的な考え方である「パフォーマンス=どんなスキルがあるか×どんな気持ちでやるか」をベースに、、持続的な事業の成長を支える経営基盤として、採用方針から研修・教育体系までを整備し“意識”と“スキル”を高める「人材開発」と、サーベイ等客観的な指標を活用しながら組織を活性化しエンゲージメントを高める「組織開発」へ、引き続き積極的な投資をおこなってまいります。
また、当社が掲げるリレーユースのバリューチェーン(「買取」「評価」「再生・商品化」「販売」のサイクル)において、人が果たす役割は多岐にわたります。そのため、一人ひとりが個性と能力を発揮できる人材マネジメントの基本的な考え方である「パフォーマンス=どんなスキルがあるか×どんな気持ちでやるか」をベースに、働きがいのある環境づくりに取り組んでおり、ノウハウの伝承・蓄積につながる人材定着度を重要な経営指標の1つとしております。
<知的財産への投資について>
お客様が、気軽に、安心してリユースをご利用になれる環境づくりのため、適正な価格設定とコピー品排除につながる「テクノロジー(リユーステック)」や「教育の仕組み」に積極的な投資をおこなっております。今後も、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、「国内外でリユース市場の成長に関与し、“健全なリユース市場の形成に寄与するビジネス”での成長」によって、GMV(当社のビジネスが関与している総流通量)を拡大してまいります。
【補充原則4-1①】
当社は、取締役会規程、職務権限規程に基づき、取締役会、代表取締役、管掌取締役、本部長等の意思決定機関及び意思決定者に対して、決裁、審議、承認等に関する権限を明確に定めております。取締役会においては、経営方針、中期経営計画、年度予算、資本政策、決算、役員・幹部社員等の重要人事など、経営上重要な事項についての審議、決定を行っております。各役員、幹部社員については、各自部門のマネジメントを委ねておりますが、金額等の重要性判断基準を設け、適切に業務の運営を行うこととしております。
【原則4-9.独立社外取締役の独立性判断基準及び資質】
当社は、独立性判断基準を以下のとおり定めております。
当社において、独立性を有する社外取締役とは、以下のいずれの判断基準にも該当しない者をいう。
(1)現在または最近10年間において、当社及び当社関連会社の業務執行者(注1)であった者
(2)当社を主要な取引先とする者(注2)または、当社の主要な取引先である者(注3)で、いずれも最近5年間においてその業務執行者であった者
(3)最近3年間において、当社から役員報酬以外に多額の金銭(注4)その他財産を得ているコンサルタント、会計専門家または法律専門家(当該財産を得ている者が法人、組合等の団体である場合は当該団体に所属する者をいう)
(4)最近5年間において、当社の議決権の5%以上を保有する大株主、またはそれが法人等である場合の業務執行者である者
(5)最近5年間において、当社またはその関連会社の監査法人に所属していた者
(6)最近3年間において、当社から多額の寄付(注5)を受けている者、またはそれが法人等である場合は、当該法人等の業務執行者である者
(7)当社または関連会社から役員を受け入れている会社の業務執行者である者
(8)上記1~7に該当する者の配偶者または2親等以内の親族
(注1)業務執行者とは業務執行取締役、執行役員、部長以上の上級管理職にある使用人をいう
(注2)当社を主要な取引先とする者とは、直近事業年度及びそれに先行する3事業年度における売上高の2%以上の支払を当社から受けた者(主に仕入先)をいう
(注3)当社の主要な取引先である者とは、直近事業年度及びそれに先行する3事業年度における売上高の2%以上の支払を当社に行った者(主に売上先)をいう
(注4)多額の金銭とは、過去3事業年度の平均で、個人の場合は年間1,000万円以上、団体については当団体売上高の2%以上の額をいう
(注5)多額の寄付とは、過去3事業年度の平均で、年間1,000万円または当該団体の年間総費用の30%のいずれか大きい額を超える寄付をいう
【補充原則4-11①】
当社は、CEOを含む取締役、経営陣幹部の選任や解任については、これまでの当社業績、企業価値向上への貢献度、キャリア、能力、資質、チームワークで経営にあたることのできる人柄等を総合的に判断し、社外取締役全員参加の「コーポレート・ガバナンス委員会」に諮り、十分に審議、検討の上、取締役会に上程し、決定することとしております。
当社は、「取締役会の構成」、「取締役の資格及び指名手続き」について、次のとおり定めております。
「取締役会の構成」
1.当社の取締役会の員数は、取締役(監査等委員であるものを除く)10名以内、監査等委員である取締役を4名以内とする。
2.上記のうち、当社の独立性基準を満たす独立社外取締役は2名以上とする。
「取締役の資格及び指名手続き」
1.当社の取締役は優れた人格、見識、能力及び豊富な経験とともに、高い倫理観を有しているものでなければならない。
2.当社の取締役候補者決定に際しては、性別、年齢にかかわらず、当社業績、企業価値向上への貢献度、キャリア、能力、資質などを考慮した各取締役からの推薦を基に、取締役会で審議、決定する。
3.当社の社外取締役候補者については、性別、年齢にかかわらず、当社のビジネスモデル、経営理念に対する深い理解、共感があり、グローバル企業での経営経験、投資銀行ビジネスの分での経験、法律面、財務・会計、経営、コンプライアンス等各種の分野で高い知識、豊富な経験を有した人材を選任することとし、多様性等のバランスに配慮することとする。
なお、取締役のスキル・マトリックスをはじめ、取締役の有するスキル等の組み合わせの開示については、当社WEBサイトに掲載しております「第44回株主総会招集ご通知」の「株主総会参考資料」に記載しておりますので、ご参照ください。
https://komehyohds.com/event/agm.html
【補充原則4-11②】
当社は、社外取締役を除く取締役が他の会社の役員を兼任する場合には、取締役会の承認を要する旨を取締役会規程にて定めております。 加えて、関連当事者間取引の有無・兼任状況を確認するアンケートを実施しており、全取締役の兼任状況について管理する体制を構築しております。
その結果は毎年定時株主総会の事業報告書において開示を行っております。
取締役の兼任先については、上場企業の役員をはじめ、毎年、指名委員会がこれを確認し、当社の取締役としての職務の遂行に問題がないこと、加えて、社外取締役の場合には、社外取締役としての独立性・中立性に問題がないことを確認しています。なお、取締役の主な兼任状況については、株主総会招集ご通知の参考書類、有価証券報告書等で開示しています。
【補充原則4-11③】
当社の取締役会は、「取締役会の構成」、「議題の選定」、「取締役会の運営方法」、「取締役会の体制」、「攻め・守りのガバナンス」等について役員全員にアンケートを実施し、評価、分析を行い、内容について議論を行いました。
評価、分析のポイントは次のとおりであります。
(1)取締役会の運営方法については、社外取締役が自由な発言ができ、社内取締役が意見を積極的に取り入れる雰囲気になっており、良い結果が得られております。
(2)「取締役のトレーニング」については、顧問弁護士による勉強会を実施し、会社法等の専門知識の強化を進める方針となっております。
(3)グループガバナンスについては、中期計画の策定に合わせて、横断的な対応を強化することとなっております。
【補充原則4-14②】
当社の監査等委員を含む取締役は、その役割や責務を果たすため、当社の営業状況、財務状態、コーポレート・ガバナンス、コンプライアンス等の経営全般について、常に能動的に情報収集に努めなければならないとしております。
その上で、新任者をはじめとする取締役に対して、重要な統治機関の一翼を担う者として期待される役割・責務を適切に果たすため、必要となるトレーニングの機会を以下のとおり提供することとしております。
「全取締役に対してのトレーニング」
・会社法、コーポレート・ガバナンス等に関する講演、セミナーに基づく社内勉強会の実施
・月次、四半期決算毎の会社業績や現状の取り組み、重要課題等について、担当部門からの説明を基に共通認識、情報の更新を行う
「社内取締役に対してのトレーニング」
・就任時、役員としての心構え、会社法、コーポレート・ガバナンスについてなどの外部の新任取締役セミナーへの参加
・インサイダー取引防止等全社員向けコンプライアンス勉強会への参加
・各自所属する団体のセミナーや勉強会への参加、取締役会内における情報共有
「社外取締役に対してのトレーニング」
・就任時、当社の事業内容、組織・運営体制、経営戦略、中期経営計画等に関する説明
・主力店舗、事務所等の見学
・各自所属する団体のセミナーや勉強会への参加、取締役会内における情報共有
【原則5-1.株主との建設的な対話に関する方針】
当社では、「
IR情報開示方針」に基づき、株主や投資家の皆様に積極的にIR活動をしていくこととしております。
「IR情報開示方針」は、当社のWEBサイトに以下のとおり掲載しております。
基本方針
・当社は、IR活動を通じ、株主・投資家・証券アナリストなど市場の皆様へ、企業価値向上に必要な情報を適時・適切に開示いたします。また、「正確性」・「公平性」・「継続性」をもって積極的にIR活動を実践していくことで、皆様からの信頼と適切な評価を得られるよう努めてまいります。
情報開示の基準
・当社は、金融証券取引法の法令及び東京証券取引所が定める有価証券上場規程等に従い情報開示を行います。その他の情報についても、投資判断に影響を与える重要情報や当社に対する理解の促進に資すると考えられるものに関しては当社WEBサイトへの掲載などを通じて公平な情報開示に努めます。
開示の定義
当社は、金融商品取引法、会社法、その他諸法令ならびに東京証券取引所の「有価証券上場規程」に定める会社情報の適時開示に関する規定(以下、「適時開示規則」)に従って情報開示を行います。
また、当社では適時開示規則に該当しない任意開示情報につきましても、投資家の皆様の投資判断に大きな影響を与えうる重要情報については、適切な方法によりできる限り積極的かつ公平に開示いたします。
・金融商品取引法に基づく開示
有価証券報告書、四半期報告書、臨時報告書 等
・会社法に基づく開示
招集通知、事業報告、計算書類 等
・取引所の規則に基づく開示
東京証券取引所より適時が義務づけられている決算に関する情報、決定事実、発生事実 等
その他コーポレート・ガバナンス報告書 等
・その他の開示情報
決算説明資料 等
情報開示の手段
・適時開示規則に該当する情報については、東京証券取引所のTDnetを通じて開示し、当社WEBサイト上にも速やかに掲載いたします。
IRの体制、取り組み状況については、当社では、IR・広報部がIRを担当しております。株主や投資家に対しては、決算説明会を年2回開催するとともに、逐次、ニーズに対応した店舗見学会、スモールミーティング、個別面談等を実施しております。また、株主・投資家に対し当社WEBサイトにおいて決算説明会資料を開示するなど、公平なディスクロージャーに努めております。
【原則5-2.経営戦略や経営計画の策定・公表】
当社は、定期的に資本コストを検証しています。(現状、株主資本コストは9.8%と仮定)
収益計画や資本政策の立案においては、資本コストを踏まえて企業価値向上に資することを基本方針とし、併せてROEは18%以上、自己資本比率は45%以上と目標を設定しております。
また、事業ポートフォリオの見直しや、各投資(設備投資、人材投資、M&A等)も環境等を総合的に勘案し、営業利益、ROE等の定量的指標を検証し、企業価値向上に資するよう努めています。
一方、株主還元として、配当性向20%程度を目安に、安定的に配当することを基本方針としています。
【補充原則5-2①】
上記の株主資本コストを踏まえ、事業ポートフォリオに関する基本的な方針や事業ポートフォリオの見直しの状況について、当社WEBサイト等で開示するとともに、決算説明会等のIRを通じ、株主・投資家の皆さまに分かりやすく示すよう努めております。
【資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応】
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応については、本報告書に記載の原則5-2に当社の取組みを開示しております。
コーポレートガバナンス報告書