INVESTOR RELATIONS

中期経営計画

中期基本方針

当社グループは、ブランド・リユース業界でのトップシェアを確保するために、総流通量 (GMV) の拡大を図ることで、中長期的な収益力強化の経営戦略を目指してまいります。

中期売上高、利益計画(連結)

(単位:百万円)
2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期※ 2025年3月期※
売上高
50,723
71,148
82,500
85,000
100,000
営業利益
590
3,714
4,350
4,400
5,500
親会社株主に帰属する当期純利益又は
親会社株主に帰属する当期純損失(△)
△595
2,259
2,830
2,850
3,450
※2023年5月に見直す計画です。

経営環境等に関する現状の認識

リユース業界においても、資源価格の高騰及び為替相場の急激な変動等、先行きが不透明な状況が継続しています。一方、SDGsに代表される持続可能な社会の実現に向けた意識の高まりにより、生活者のリユースへの関心は高まっております。また、M&A等による業界内の再編成が進んでおり、資本力のある企業を中心とした買取面、販売面における競争の激化が更に進んでいくものと予想されます。

このような環境の下、当社グループにおいては、感染症拡大の防止策を継続しつつ、買取専門店の出店やイベント買取の実施、ECサイトをハブとしたお客様とのコミュニケーション強化や、法人向けオークションの強化等のデジタルを活用した営業施策を実施しております。

今期は、積極的な新規出店等を行い、買取チャネルの拡大を継続することにより、個人のお客様からの買取りを強化するほか、様々な営業施策を実施してまいります。中長期的には、リユーステック(※⑤ リユーステック参照)を活用し、アジアを中心としたグローバルで「リレーユース」を展開してまいります。

グループ経営戦略

ブランド・ファッション事業

1. 個人買取の強化

買取専門店の積極的な出店に加え、買取イベントを中心としたアライアンスを強化いたします。また、LTV(ライフタイムバリューの略で、1人の顧客が特定の企業やブランドとの取引を開始してから終了するまでの間にもたらす利益)を重視したCRM(カスタマーリレーションシップマネジメントの略で、顧客との関係性を構築するマーケティング活動)の強化により既存店の底上げを行います。

2. 小売事業の強化

利便性の高いECサイトを中心としたOMO(オンライン マージ オフラインの略で、オンライン(EC)とオフライン(店舗)を融合させること)による顧客体験価値向上を推進し、お客様がより便利に安心してお買い物ができる環境を提供します。また、1to1(顧客一人ひとりの趣向や属性などを基とした上で、顧客に対して個別に行うマーケティング活動)によりお客様との関係性を強化し、LTV向上とブランドスイッチ(お客様が他社に乗り換えること、他社を利用すること)防止に取り組みます。

3. 法人事業の強化

法人向けオークションにおける新規会員企業の獲得、FC展開に伴う出品促進等により、リユース事業者からの出品を増加させるとともに、当社グループからの継続的な出品等を行い、出来高及び手数料収入の拡大を目指します。また、より多くの事業者のニーズに応えるため、エリアや開催方式の多様性を活かしたオークションを開催するほか、会員企業にリユーステックを活用したサービスやノウハウ・相場情報等を提供することで、ブランドリユース市場での優位性を確保します。

4. 海外事業の強化

進出地域における買取・販売強化のための出店やオンライン施策の強化に加え、グループ内でのグローバルな商品流通を行うことで、販売チャネルを最適化し、海外売上高の拡大を目指します。また、リユーステックを活用し、アジア、中国エリアにおける取扱量を増やすことで、収益につながるビジネスモデルの構築を進めます。

5. リユーステックの強化

テクノロジーの活用によって、便利に安心して利用できる健全なリユース市場を創造していきます。AI真贋判定システムを社内外で活用すること等により、事業の効率的な運営や、当社グループへの商品の流入(仕入、オークションへの出品)拡大を図り、持続可能な社会の実現と中長期的な成長を支える手段として活用します。

タイヤ・ホイール事業

1. マーケティングの強化

株式会社クラフトでは、データに基づいた店舗イベントの設計、店舗在庫の編集に加え、SNSを使った顧客へのイベント案内や関係性構築などを通じて、天候に左右される冬商戦に依存することのない、安定的な収益確保を目指します。

2. 中古事業の再構築

株式会社オートパーツジャパンでは、好調なオンライン販売をさらに強化するため、仕入れから出品までの業務を見直し、出品量を拡大することで利益率の高い中古事業の売上高構成比を向上させます。また、新品販売を行う株式会社クラフトとの連携で引き続き「良質な中古品」の獲得を目指します。

3. メーカー事業の認知拡大と商品開発

株式会社フォーバイフォーエンジニアリングサービスでは、メーカーとして、SNSやイベント参加により、日本市場だけでなく海外市場での認知拡大活動を強化します。また、ホイール等の自動車部品の新製品の開発やメインブランドのサイズ展開を進めることで国内・海外からの受注増加を目指します。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。