INVESTOR RELATIONS

業績予想

2025年3月期の業績予想(2024年4月1日~2025年3月31日)

(単位:百万円)
2024.03
実績
2025.03
予想※
前期比
増減額
前期比
増減率
売上高
119,459
158,500
39,040
32.7%
営業利益
7,452
6,000
△1,452
△19.5%
経常利益
7,479
5,860
△1,619
△21.6%
親会社株主に帰属する当期純利益
5,025
4,280
△745
△14.8%

※2025年2月13日に修正


当社にはブランド・ファッション事業、タイヤ・ホイール事業、不動産賃貸事業がありますが、連結業績予想への影響を踏まえまして、主にブランド・ファッション事業に関してご説明いたします。

当第3四半期のブランドリユース市場は、2024年8月上旬の急激な為替変動や中国経済の減速長期化などの影響が継続し、法人間取引相場は不安定な状況となりました。時計やバッグを中心とした高額品は、横ばいから軟調傾向で推移し、国内外ともに想定以上に厳しい相場環境でした。一方、国内の金取引相場は高値が継続しました。

このような環境の中、当社は国内外での積極的な新規出店、法人仕入を活用した売れ筋商品確保による小売の強化、継続的な成長に向けたM&A・資本提携の実施など、今期の通期計画及び中期経営計画の達成に向けた取り組みを実施してまいりました。

売上高につきましては、個人買取が想定通り推移したことに加え、小売の販売機会の最大化を目的として法人仕入を活用し商品を充実いたしました。その結果、小売、法人販売ともに当初の計画を上回って推移いたしました。

利益につきましては、法人間取引相場が不安定なことから、継続的な相場下降リスクも懸念されたため、売上総利益の確保を最優先に在庫をコントロールし、法人販売の強化、在庫流動性の向上に努めました。そのため、想定通り売上高が伸長した一方で、法人販売比率、店頭在庫の法人仕入比率、比較的売上総利益率の低位な商材・商品の販売構成比がそれぞれ増加いたしました。これらの要因が重なったことで、売上総利益率は低位となりました。また、販管費は新規出店及び人材採用等の固定費は計画通りコントロールできたものの、変動費等の増加もあり、当初計画よりも増加いたしました。その結果、当第3四半期3か月間では増収増益となりましたが、上半期の計画未達分を取り戻すまでには至らず、営業利益、経常利益が計画を下回って推移いたしました。

足元の状況におきましては、小売の強化、個人買取の強化、在庫コントロール等により売上総利益率の改善に取り組むものの、相場環境が不透明なこと等から、第4四半期の売上総利益率の改善は限定的となる見込みです。加えて、今後も国内外で成長が見込まれるブランドリユース市場において、シェア拡大を図っていくための投資は計画通り行う予定です。

以上の理由により、2024年8月13日に公表した2025年3月期通期の業績予想を修正いたします。


  詳しくは決算短信をご覧ください。