2024年3月期第1四半期は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことや円安によるインバウンド需要の高まり等の影響により、主力のジュエリー・時計・ブランドバッグ・ファッションの相場は人気商品を中心に堅調でした。
このような環境の中、当社は積極的な新規出店やプロモーションの強化、メリハリを付けた買取価格設定等に取り組んだ結果、良質な商品が確保できるなど、量・質ともに個人買取が好調に推移しました。
売上高につきましては、個人買取の好調に加え、法人仕入を積極的に行ったことにより、在庫を潤沢に確保することができたことから、前期に移転オープンしたKOMEHYO GINZA及びBRAND OFF銀座本店をはじめとした販売店舗では、インバウンドを含む小売りが好調に推移しました。また、個人買取が好調に推移したことで、法人向けオークション等による法人販売も増加し、当初の計画を上回って推移いたしました。
利益につきましては、売上高に占める小売の割合が高まったことや、自社オークションの出来高が向上したことで売上総利益率が向上したことに加え、経費を想定通りにコントロールできた結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも当初計画を上回って推移いたしました。
また、引き続き各商材の相場は堅調で、第2四半期以降も個人買取が順調に推移する見込みであることに加え、第1四半期に確保できた在庫が、第2四半期以降の売上高及び利益に貢献するものとして想定しております。
以上の理由により、2024年3月期第2四半期(累計)及び通期の連結業績予想を修正いたします。