SUSTAINABILITY

担当役員メッセージ

私たちが営むリユースビジネスは、サーキュラーエコノミーの要素の一つであり、持続的な循環型社会を形成するにはなくてはならない存在であると考えています。よって、ビジネスを拡大し世界中にリレーユースの共感者を増やすことこそが、私たちのサステナビリティ推進活動であるともいえます。
2023年4月には、サステナビリティ経営を事業推進とともにグループ全社で横断的に推進するため、「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。
当委員会では、代表取締役社長が議長となり、当社グループの環境課題に対する実行計画の策定と進捗モニタリングなどを行っています。

当社の「ESGマテリアリティ」のうち、注力しているのは、気候変動への対応です。
2024年5月に公表した中期経営計画では、2030年までのCO2排出量削減のロードマップを策定し、2022年度を基準とした削減率42%を掲げています。現在は積極的な成長投資(国内・海外展開、人材採用・育成、M&A等)をおこなうフェーズであり、事業拡大をすればするほどCO2が排出されることから、排出量の削減と財務面とのバランスを図っていくことが課題であります。まずは掲げた目標に向けて私たちのあるべき姿・アクションを整備し、取り組んでまいります。そのほか、気候変動がもたらすリスクおよび機会などのTCFD情報開示などを審議・決定しています。

また、事業拡大を支えるうえで不可欠なのは、「人」であり、従業員エンゲージメントの向上や人材育成にも注力しながら、今後もサステナビリティ経営のさらなる深化を図り、 ESGに対する取り組みを加速してまいります。

今後も、企業活動の情報開示に努め、ステークホルダーの皆さまと対話を重ねてまいります。引き続きご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

コメ兵ホールディングス コーポレート本部長
鈴木 崇弘