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削減貢献量を算定 ~2024年度のリユースを通じたGHGの削減貢献量は、およそ7.2万トン~

2024年度(2024年4月〜2025年3月)にリュースを通じて年間およそ7. 2万t -C02eqのGHGの排出量を回避しました。

■削減貢献量の考え方
環境負荷を低減する手段として、中古品を新品の代替として積極的に活用することが有効であると考え られます。この度、簡易算定アプローチを用いて「①新品を購入した場合」と「②中古品を購入した場 合」の2つのシナリオのGHG排出量を比較し、その差分である原材料調達・生産を削減貢献量として算定し ました。

■削減貢献量の算定方法
取り扱う主要製品6アイテムにおいて14品目に分類し、各代表製品のデータを用いて1品目当たり の削減貢献量をLCIデータベース「IDEA v3. 4.1」を使用し算定しました。

「原材料調達〜生産〜流通〜使用〜廃棄」における環境負荷を比較の上原材料調達及び生産に伴う排出 量を削減貢献量として評価しています。

※お客さまが中古品を購入後、加工が想定される製品「金地金」「ダイヤルース」は原材料調達に伴う排出量の み対象としています。代表商品の選定に際しては売上構成比が高く、平均単価に近しい、流通量が多いものを選 定しました。各品目において代表商品の重量と素材構成率を把握し、1点当たりの削減貢献量を把握し販売点数 を乗ずることで該当年の削減貢献量を算定しています。
2024年度(2024年4月〜2025年3月)において、削減貢献 量の算定対象とした販売点数は合計3,189, 652点でした。
中古品の取引件数がすべて新品の製造抑制に直結するとは限らないため、代替率を考慮することが望ましいと 考えられますが、本年度の算定においては考慮をしていません。